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男性が育休を取得することって難しいのかな?

こんにちは。

とある大臣の育休取得が話題になっていますね。

 

実は、日本の男性育児休暇の制度は世界一充実しています。(2019ユニセフ報告書より)

休める期間が長く、給付金の類もあるからです。

 

しかし、その充実した制度を利用している人はなんと20人に1人、およそ5~6%という現状・・・。

 

2002年には、少子化対策として「2012年までに男性の育休取得率10%を達成する」ことを目指していましたが、目標には遠く及ばないまま、「17年までに10%」「20年までに13%」と目標を先送りに。

そのようになってしまっている原因の一つに、育児休業や短時間勤務制度、子の看護休暇などを利用しようとする男性に対して嫌がらせや不利益な取り扱いをする、「パタニティーハラスメント」(パタハラ)が挙げられています。

 

「上司や同僚にも育休取得経験者が少なく、理解を求めづらい・・・」

「育休を取得したら給料が下がったり昇進できなくなったりするかも・・・」

という心配の声も散見されます。

 

そんな中、国の中枢である大臣が育休を取得してくれたことは、とても大きなことです。

しかも、取得した感想の中で

「育児休暇は休みじゃない」

というようなことを仰っているとか。

 

これを機に、男性の育休取得が進んで行くことを願っています。